19歳の純情
制作:2006年
ジャンル:ヒューマンドラマ
全167話(DMM TV参照)
脚本:ク・ヒョンスク
出演:ク・ヘソン、イ・ミヌ、ソ・ジソク、イ・ユンジ、チュ・ソヨン、カン・ナムギル、キム・ミギョン
評価: [4.0]
しかし、出迎えに来た婚約者の甥、ウギョン(イ・ミヌ演)から、婚約者が轢き逃げに遭い、結婚式を目前に亡くなってしまったということを知らされます。
突然の悲劇に心が追いつかないグッカ。
婚約者の温かい家族たちに支えられながら、グッカは少しずつ悲しみを乗り越え、そして異郷の土地で巻き込まれる様々な騒動や困難に奮闘していく・・・。
「19歳の純情」が見られる動画配信サービス
「19歳の純情」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
また、流通しているサウンドトラックも確認する事ができませんでした。
口コミ、評価、感想
このドラマを見るまで、朝鮮族なんていう言葉は知らなかったし、そんな差別があることも知らなかった。そんな差別や生活環境の違いなども描かれていて勉強になった。
脇役がみな個性的で、長いけど面白かったです。
「19歳の純情」をより楽しむために・・・
ヒロインのクッカは、「朝鮮族(ちょうせんぞく 조선족)」として描かれています。
朝鮮族(ちょうせんぞく)について
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、朝鮮半島から中国東北部(旧満州地域)へと移住した人達の多くを朝鮮族と呼んでいます。
これは、農地不足や戦乱、飢饉などの影響で、より良い生活を求めた結果でした。
また、日本統治下では朝鮮の農地が日本企業や大地主に支配される傾向が強まり、一般の農民が耕作地を持つことが困難だったことも影響しています。
その為、中国東北部には比較的広大な農地がある地域へ移住した朝鮮人が多くいたとされています。
中国東北部の経済発展と雇用機会
1920年代から1930年代にかけて、日本は満州国を樹立し、工業化やインフラ整備を推進しました。
この結果、中国東北部では急速に都市や工場が増え、労働力の需要が高まりました。
この経済発展に伴って工場や建設現場などでの仕事を求め、朝鮮から中国へ移住したとされています。
朝鮮族への差別や偏見
朝鮮族は、中国や韓国の双方で差別や偏見に直面することがあると言われています。
特に韓国では、多くの朝鮮族が出稼ぎ労働者として働きに来ています。
ただ、出稼ぎ労働者という立場から、社会的に「労働力」として見られがちで、蔑視されるケースも見られます。
また、朝鮮族が犯罪者や不法滞在者と結びつけられる偏見も根強く、差別を受けることがあるようです。
「19歳の純情」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年9月時点のものです。
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