ブラインド
制作:2022年
ジャンル:サスペンス・ミステリー
全32話(Amazon参照)
脚本:クォン・キギョン
出演:オク・テギョン、ハ・ソクジン、チョン・ウンジ、キム・ポプレ、チョン・インギ、パク・チビン
評価: [4.1]
ムヨン警察署に勤める強力班刑事のソンジュン(オク・テギョン演)は捜査を進める中で、児童センターで働く社会福祉士のウンギ(チョン・ウンジ演)と出会う。
ソンジュンは容疑者を検挙するも、容疑者は頑なに否認し、さらに国民が裁判に参加する陪審員制度を要請する。
そして、陪審員としてウンギを含む9人の市民が選定され、その裁判はソンジュンの兄であるソンフン判事(ハ・ソクジン演)が担当することとなった。
判決は有罪となり、一件落着かと思いきや、翌日も口を切り裂かれた遺体が発見される。
その遺体はなんと、先日の陪審員の1人だった・・・。
「ブラインド」が見られる動画配信サービス
「ブラインド」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
また、流通しているサウンドトラックも見つけることができませんでした。
「ブラインド」の予告編・映像など
「ブラインド」EP.0(韓国語)
口コミ、評価、感想
ほぼ一気に見てしまいました。ラブコメ要素もなく緊張感がある展開がよかったです。
面白いけど、登場人物も多く途中からついていくのがしんどくなった。
「ブラインド」をより楽しむために・・・
韓国では、2008年に国民参与裁判(국민참여재판)という制度が導入されました。
この制度は刑事裁判において、一般市民が陪審員として裁判に参加し、被告の有罪・無罪や刑の適正性について判断を下すものです。
主な特徴
主に重大な刑事事件(殺人、強姦など)が対象ですが、すべての事件で自動的に適用されるわけではなく、被告が希望した場合に限り国民参与裁判がおこなわれます。
また、陪審員は被告の有罪・無罪や量刑について意見を述べますが、最終的な決定は裁判官に委ねられます。なお、陪審員は通常5~9人が選ばれ、案件の重要性に応じて人数が異なるようです。
日本の裁判員制度との違い
韓国と日本の制度は、市民の司法参加を促進し、裁判の透明性を高める目的で導入された点では共通しています。
しかし、韓国では、陪審員の評決が法的拘束力を持たない点や、被告が裁判形式を選べる点が大きな違いです。
一方、日本の裁判員制度は、評決に法的拘束力があり、裁判員が裁判官と共に判決を下すという点で、市民の判断がより直接的に裁判に反映される制度となっています。
「ブラインド」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年9月時点のものです。
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