熱血弁護士 パク・テヨン
~飛べ、小川の竜~
制作:2020年
ジャンル:法廷ドラマ
全40話(Amazon参照)
脚本:パク・サンギュ
出演:クォン・サンウ、キム・ジュヒョン、チョン・ウンイン、キム・ウンス、チョ・ソンハ、キム・ガプス、チョン・ウソン
評価: [4.0]
一躍脚光を浴びるテヨンだが、報酬の安い国選弁護人の仕事の依頼ばかりで頭を抱える。
そんな中、ある強盗殺人事件で服役した3人の青年たちが、冤罪を訴えてテヨンの元を訪ねてきます。
事件の裏に不正があることに気づいたテヨンは、再審請求することを決意する・・・。
「熱血弁護士 パク・テヨン」が見られる動画配信サービス
「熱血弁護士 パク・テヨン」関連の原作・楽曲
原作は、パク・サング作家の「지연된 정의(遅れた正義)」がベースとなっているようです。
なお、日本語訳の出版は確認する事ができませんでした。
流通しているサウンドトラックは確認できませんでしたが、Amazon Prime Musicで試し聴きできます。
「熱血弁護士 パク・テヨン」の予告編・映像など
「熱血弁護士 パク・テヨン ~飛べ、小川の竜~」予告編
口コミ、評価、感想
日本と韓国の司法制度が似ていること、同じような問題が起こっていることに驚いた。
コメディ要素をなくして、俳優の交代がなければ、神ドラマだったと思う。面白かっただけに残念。
「熱血弁護士 パク・テヨン」をより楽しむために・・・
このドラマの主人公のパク・テヨン弁護士は、誰もが不可能だと思っていた冤罪での判決をひっくり返そうと尽力したパク・ジュニョン弁護士をモデルにしています。
冤罪事件に関わったことで生じた経済的困難
パク・ジュニョン弁護士は、冤罪事件の弁護を多数引き受けるようになり、収入が減少してしまいます。
ついには事務所のスタッフを全員解雇し、一人で業務をこなす状況にまで追い込まれますが、事務所には無実を訴える手紙が山のように届きました。
再審(※)が必要な人々の多くは貧困層であり、弁護士費用を支払うことすら難しい人が多いにも関わらず、確定判決の出た事件を再審に持ち込むには、膨大な労力と準備が必要となります。
その為、他の収益活動と並行することは不可能に近いようです。
※再審とは、確定判決が出た後に、新たな証拠が見つかった場合や判決に重大な誤りがある場合に、裁判をやり直す制度です
ドラマのタイトル「날아라 개천용(ナララ ケチョニョン)」について
韓国には、개천에서 용 난다(ケチョネソ ヨン ナンダ)という諺(ことわざ)があります。
直訳すると、「ドブ川から龍が生まれる」となり、「貧しい環境や低い身分からでも、大物が出ることがある」という意味のことわざです。
このドラマの原題は「날아라 개천용(ナララ ケチョニョン)」は、
- 날아라(ナララ)・・・飛べ(命令形)
- 개천용(ケチョニョン)・・・「개천에서 난 용(どぶ川から生まれた龍)」の略
となり、「ドブ川から龍が生まれる」のことわざをアレンジした表現になります。
なお、近年では少し皮肉を込めた意味で使われることもあって、
→(意訳)格差が広がり、努力しても成功できない社会になった
という悲観的な意味で使われることもあるようです。
「熱血弁護士 パク・テヨン ~飛べ、小川の竜~」を見るなら・・・
※本ページの情報は2025年3月時点のものです。
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