なお、ホジュンというタイトルのドラマは、この「ホジュン ~宮廷医官への道~」の他に、「ホジュン~伝説の心医~」というドラマがありますが、ストーリーも違う別のドラマになります。
ホジュン ~宮廷医官への道~
制作:1999年
ジャンル:歴史ドラマ
全64話(Lemino参照)
脚本:チェ・ワンギュ
演出:イ・ビョンフン
出演:チョン・グァンリョル、イ・スンジェ、キム・ビョンセ、ファン・スジョン、イム・ヒョンシク
評価: [4.2]
ある日、密貿易の現場で両班の娘と知り合い、父親のために男装をしてまで危険な密貿易に手を染めようとする彼女のことが忘れられなくなります。
密貿易仲間に女の居所を探させ、訪ねて行ってみると・・・。
「ホジュン ~宮廷医官への道~」が見られる動画配信サービス
「ホジュン ~宮廷医官への道~」関連の原作・楽曲
原作は、李恩成(イ・ウンソン)の「小説 東医宝鑑」がベースとなっています。
なお、日本では「許浚 ホジュン」というタイトルで、桐原書店より出版されています。
流通しているサウンドトラックは見つけることができませんでした。
「ホジュン ~宮廷医官への道~」の予告編・映像など
ホジュンファミリー来日記者会見@日比谷公会堂 ノーカット動画 20120114
口コミ、評価、感想
だんだんと面白くなりました。話が長い分、掘り下げて人物を描けるのが韓国ドラマの魅力。
イ・ビョンフンの作品に外れがないので視聴しました。地味なドラマだけど引き込まれました。
「ホジュン ~宮廷医官への道~」をより楽しむために・・・
許浚(ホ・ジュン、1539年~1615年)は、李氏朝鮮時代の名医であり、韓医学を集大成した「東医宝鑑」の著者として知られています。
生涯と経歴
許浚は、父・許碖(ホ・ロン)と母・霊光金氏の間に庶子として生まれました。
父と祖父は武官であったこともあり、内医院(王室の医療機関)に入り、宣祖(ソンジョ)の主治医として活躍しました。
1592年の壬辰倭乱(文禄の役)では、宣祖の避難に同行し、その功績が評価されました。
東医宝鑑の編纂
1596年、宣祖の命により、許浚は朝鮮独自の医学書の編纂を開始しました。
当時、中国の明医学が主流でしたが、戦乱により薬材の輸入が困難となり、朝鮮独自の医療体系の確立が求められていました。
その為、許浚はこの任務を引き受け、14年の歳月をかけて「東医宝鑑」を完成させたと言われています。
東医宝鑑の内容と影響
「東医宝鑑」は、中国の古今の医書を再編集し、朝鮮独自の医学知識を盛り込んだ医学百科事典のようなものです。
症状や薬材ごとに処方や効能が詳しく記され、庶民でも理解しやすい内容となっています。
この書は、清や日本にも伝わり、徳川吉宗も目を通したとされています。
ユネスコの世界記録遺産にも登録されている「東医宝鑑」の著者であるホ・ジュン(許浚)のお話だよ。 このホ・ジュン(許浚)を題材にしたドラマは、1999年に作成された「ホジュン ~宮廷医官への道~」がよく知られてい[…]
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※本ページの情報は2024年9月時点のものです。
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