馬医
制作:2012年
ジャンル:歴史ドラマ
全50話(Hulu参照)
監督:イ・ビョンフン
脚本:キム・イヨン
出演:チョ・スンウ、イ・ヨウォン、ソン・チャンミン、ユソン、イ・サンウ、キム・ソウン、チョ・ボア、チュ・ジンモ、ソ・ヒョンジン、チャン・ヨンナム
評価: [4.1]
卑しい馬医の息子でありながら医学界の頂点を目指す、イ・ミョンファン。
卓越した鍼の腕を持つ医女、チャン・インジュ。
ある夜、三人は身分の違いを越えて熱い思いで結ばれる。
数年後、世子の病に疑念を抱き真相を突き止めようとしたトジュンは、濡れ衣を着せられ打ち首になります。
そして、トジュンの子供であるクァンヒョン(チョ・スンウ演)は処刑されそうになるが・・・。
「馬医」が見られる動画配信サービス
「馬医」関連の原作・楽曲
原作は、チョン・ミョンソプ、パク・チソン の小説「馬医」だと思われます。
サウンドトラックも販売されています。
「馬医」の予告編・映像など
「馬医」予告編
口コミ、評価、感想
イ・ビョンフン監督の時代劇は、やっぱり見応えがあって面白い。時代劇好きなら見ておくべき。
全50話。大体、日本の大河ドラマと同じくらいの話数です。主人公のサクセスストーリーなので楽しく見ることができました。
「馬医」をより楽しむために・・・
ペク・クァンヒョン(白光炫、백광현)は、朝鮮王朝時代に実在した人物です。
このドラマ同様、馬医(마의)から、王の主治医にまで登り詰めたと言われています。
背景と出自
ペク・クァンヒョンの正確な生年は不明ですが、低い身分に生まれたことは間違いないようです。
何故なら、当時の馬医は「賤民(せんみん)」に分類される最下層の仕事とされていました。
なお、馬医とは、主に馬などの家畜を治療する役割を担い、医学の専門職とみなされることはないものでした。
※両班(ヤンバン)、中人(チュウイン)、常民(サンミン)、賤民(チョンミン)の順で身分が低いとされています。
功績とエピソード
ペク・クァンヒョンは、一般の医者が治せない難病や症状を治療し、その名声を高めたと言われていて、身分の高い人物や貴族の病を治したことで評判となりました。
そして、その医術が宮廷に伝わり、ついに王の主治医として迎えられます。
これは、身分制度が厳しい朝鮮王朝時代において極めて異例の出来事だと言えます。
日本に「馬医」は存在した?
日本にも馬医は存在していたようです。
特に、戦国時代から江戸時代にかけて、馬の健康を維持するために重要な役割を果たしました。
江戸時代には、特定の藩や家臣団に仕える「御馬医(おんばい)」と呼ばれる専門家も存在し、武士社会の中で一定の役割を持つことができました。
「馬医」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年12月時点のものです。
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