実在した大君(※)たちの兄弟対立をモチーフにしているよ。
※大君(テグン):王妃の産んだ王子の称号
不滅の恋人

制作:2018年
ジャンル:歴史ドラマ/恋愛ドラマ
全20話(Amazon参照)
脚本:チョ・ヒョンギョン
出演:ユン・シユン、チン・セヨン(ジン・セヨン)、チュ・サンウク、リュ・ヒョヨン、ソン・ジヒョン、ヤン・ミギョン、キム・ミギョン、ムン・ジイン、チェ・ソンジェ
評価: [4.0]
次男のイ・ガンは、幼いころは、病弱な長男の王位継承をおびやかさぬよう宮廷を出され、家族と離れて育ちました。
一方、三男のイ・フィは、端正な顔立ちで心優しく、芸術の才能もあり、誰からも愛されていました。
次男のイ・ガンは、宮中で育った優秀な弟と比べられ、軽視されることがくやしかった。
朝廷の重臣の美しい令嬢チャヒョン(チン・セヨン演)は、絵を描くことが大好きなおてんば娘。
ある日、花嫁修業を抜け出していたとき、偶然イ・フィと出会い、2人は恋に落ちるが・・・。
「不滅の恋人」が見られる動画配信サービス
「不滅の恋人」関連の原作・楽曲
確認した限り、「不滅の恋人」に関する原作はなく、オリジナルの脚本のようです。
なお、NHK出版がドラマガイドを出版していました。
サウンドトラックは販売されていますが、流通量は少ないようです。
「不滅の恋人」の予告編・映像など
「不滅の恋人」予告編
口コミ、評価、感想
この作品で初めて、ユン・シユンさんを見てどハマりしました。この作品で時代劇が好きになりました。
時折見せる目線や、悲しみを帯びた声が好きです。このドラマでは悪役だったけど、チュ・サンウク推しになりました。
「不滅の恋人」をより楽しむために・・・
「不滅の恋人」は、首陽大君(スヤンテグン)とその弟たちによる権力闘争をモチーフにしています。
なお、ドラマに出てくる、チニャンテグン、ウンソンテグンというのは、架空のキャラクターだと思われます。、
首陽大君とは?
首陽大君は、朝鮮王朝第3代王・太宗李芳遠の第5王子にあたります。
聡明で武勇に優れ、父王の事業を継承して朝鮮王朝を安定させるために尽力しました。
しかし、その一方で、兄たちを排除し、自ら王位につこうとする野心家としての側面も持ち合わせていました。
兄弟間の対立と癸酉靖難(ギユジョンナン)
首陽大君は、兄である孝文世子(ヒョムムセジャ)や他の兄弟たちと対立を深めていきます。
孝文世子は学識豊かでしたが、政治には関心が薄く、その一方で、首陽大君は政治の実務に長けていました。
この対立は、やがて武力衝突へと発展し、癸酉靖難(ギユジョンナン)と呼ばれる事件が起こります。
癸酉靖難は、首陽大君が武力で兄たちを排除し、実権を握った事件です。
この事件によって、朝鮮王朝の初期は動乱の時代となり、多くの王族や臣下が命を落としました。
「不滅の恋人」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年8月時点のものです。
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