アジア中で大ヒットした韓国を代表する歴史ドラマだよ。
宮廷女官チャングムの誓い
制作:2003年
ジャンル:歴史ドラマ
全54話(Amazon参照)
脚本:キム・ヨンヒョン
出演:イ・ヨンエ、チ・ジニ、ホン・リナ、イム・ホ、ヤン・ミギョン、キョン・ミリ、キム・ヨジン、パク・ウネ
評価: [4.5]
話は、第9代目王・成宗(ソンジョン)の頃より始まります。
男尊女卑が激しかった時代、権力闘争により陰謀渦巻く宮中で、最高の料理人となり、王の主治医にまでなるチャングム(イ・ヨンエ演)。
波乱万丈の生涯を、実在の人物を元に描かれた1人の女性のサクセスストーリーです。
「宮廷女官チャングムの誓い」が見られる動画配信サービス
「宮廷女官チャングムの誓い」関連の原作・楽曲
原作はなく、オリジナル脚本となります。
なお、小説や、ドラマガイドなど多くの書籍が出版されています。
サウンドトラックも販売されています。
「宮廷女官チャングムの誓い」の予告編・映像など
「宮廷女官チャングムの誓い」予告編
口コミ、評価、感想
長いけど面白かった。大河ドラマにはない面白さがあります。
色々な韓国ドラマを見てるけど、やっぱり最後はチャングムに戻ってきてしまう。どんな状況に追い込まれても諦めずに立ち向かう姿勢と、爽快なラストが何度も見たくなる要因だと思う。
「宮廷女官チャングムの誓い」をより楽しむために・・・
大長今(偉大なるチャングム)は、水刺間(スラッカン)として従事していた記録はありません。
ただ、彼女の名前が歴史書に記載されていることは確かで、「朝鮮王朝実録」という歴史的な記録には、彼女が朝鮮第11代王・中宗(チュンジョン)の信頼を得て、主治医として仕えたことが記されています。
水刺間(スラッカン)とは?
宮廷内の厨房を指す言葉で、特に王や王族の食事を準備するための重要な部署でした。
ドラマ内では、料理を担当していたのは主に女性でしたが、朝鮮時代の宮廷料理師は男がメインで、女性は主に補助役だけをしていたとも言われています。
なお、この時代の日本でも、重要な場面での食事の準備や盛り付けは、男性が料理を担当していました。
水剌間時代はすぐに終わる予定だった?!
韓国ドラマでは視聴者の反応を見て、脚本を書き換えることが頻繁にあります。
本来、水剌間の描写は、3~4話程度で終わる予定でしたが、ハン尚宮役のヤン・ミギョンさんに対する視聴者からの人気が予想以上に高まったこともあり、水剌間の時代を10話ほど追加しました。
その為、話の展開が間に合わなくなり、全54話に延長された経緯があります。
日本と韓国における毒味役の違いについて
この時代の料理と言えば、暗殺にも使われていました。
その為、毒味役は非常に大きな役割を担っていましたが、日本と韓国では毒味役の人選が多少違うようです。
日本では、近臣や侍女、料理人や台所役などが毒味をすることが多く、男性・女性ともに毒味をしていました。
一方、韓国では、信頼されている侍女や内侍(ナシ)が多かったとされていて、男性が毒味をしていたという記述は見つけることができませんでした。
「宮廷女官チャングムの誓い」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年8月時点のものです。
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