観相学(人相学)からドラマが展開する今までにない歴史ドラマだよ。
王の顔
制作:2014年
ジャンル:歴史ドラマ
全23話(Amazon参照)
脚本:ユン・ソンシク
出演:ソ・イングク、チョ・ユニ、イ・ソンジェ、シン・ソンロク、キム・ギュリ(キム・ミンソン)
評価: [3.8]
自分の凶相を補う相の女人を探させる一方、王の相を持って生まれた息子・光海君(ソ・イングク演)を嫉妬心から冷遇し、鍼でその相を変えようとしていた。
聡明な光海君はその仕打ちに気付いていたが、父を思う心から気付かぬふりをしていた。
そんなある日、王宮の書庫に盗賊が侵入します。
捕らえた盗賊が口にしたのは、ごく限られた人間しか知らないはずの王家に伝わる観相書、今の王が王の顔ではないと証明するという「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」の名前だった・・・。
「王の顔」が見られる動画配信サービス
「王の顔」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
また、サウンドトラックは販売されていますが流通量は少ないようです。
「王の顔」の予告編・映像など
「王の顔」予告編
口コミ、評価、感想
ソ・イングクの演技が見応えあります。観相学という視点は面白かったです。
相変わらず格好いい。ストーリー展開も早くよかったけど、王様に少しイライラしました。恋愛要素は少なめです。
「王の顔」をより楽しむために・・・
このドラマは歴史ドラマですが、ほぼフィクションです。
それを踏まえて、このドラマの主人公となる「光海君(クァンヘグン)」について簡単にまとめました。
光海君(クァンヘグン)について
光海君(クァンヘグン、광해군、1575年 – 1641年)は、朝鮮王朝(李氏朝鮮)の第15代王で、1608年から1623年まで在位しました。
彼は、政治手腕と外交政策で高く評価される一方、国内での権力闘争や不安定な治世が原因で、暴君と評されることもあるなど、非常に複雑な評価を受けています。
即位と背景
光海君は、宣祖(ソンジョ)の次男として生まれました。
彼の異母兄である臨海君(イメグン)が世子(王位継承者)に指名されましたが、壬辰倭乱(豊臣秀吉による文禄・慶長の役)の際に臨海君が捕虜になったことなど、様々な要因が重なり、光海君が世子に指名されました。
1608年に宣祖が死去した後、光海君が王位を継承しました。
外交政策
外交面では、光海君は現実主義的な外交政策を取っていました。
日本との関係を修復し、明(中国)と後金(満州のヌルハチ率いる国)の間で中立を保とうとするなど、バランス外交を追求しました。
この政策は、無益な戦争を避けることに成功しましたが、一方で国内の保守派からは親後金的だと非難されるなど、政治的な対立を深めました。
朝鮮第15代王「光海君」、16代王「仁祖」の時代を中心に描いたドラマ。 キム・ヨジンの演技が好きなんだな 華政(ファジョン) 制作:2015年 ジャンル:歴史ドラマ[…]
「王の顔」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年9月時点のものです。
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