花遊記
制作:2017年
ジャンル:ファンタジードラマ/恋愛ドラマ
全20話(Amazon参照)
脚本:パク・ホンギョン
出演:イ・スンギ、チャ・スンウォン、オ・ヨンソ、イ・ホンギ、イエル、チャン・グァン、キム・ソンオ、チャン・グンソク(カメオ出演)
評価: [2.5]
ある日、悪霊を見たソンミは牛魔王に助けられます。
どんなことにも反応してはいけないという条件つきで牛魔王は、ある家から扇子を取ってきてほしいとソンミに頼みます。
ソンミはその家に入るが、ソン・オゴン(イ・スンギ演)から話しかけられ反応してしまい・・・。
「花遊記」が見られる動画配信サービス
「花遊記」関連の原作・楽曲
原作はないようですが、モチーフとなっているのは古典小説の「西遊記」です。
サウンドトラックは販売されています。
「花遊記」の予告編・映像など
「花遊記」予告編
口コミ、評価、感想
思ったより妖怪がリアルだったのでグロ系だったらやだな・・・と思いましたが、最後まで見ることができました。
つまらなくはないけど、西遊記をモチーフにする意味や、反日を入れる意味はあるのでしょうか?
「花遊記」をより楽しむために・・・
このドラマのモチーフとなった「西遊記」は、中国の明代(16世紀)に成立した長編小説で、中国四大奇書のひとつです。
西遊記について
物語の主人公は、唐の高僧・三蔵法師(さんぞうほうし)。
彼が、仏教の経典を得るため、天竺(インド)へと旅をする途中で、さまざまな妖怪や神々と戦いながら、仏教の教えを求めて旅を続ける物語です。
「西遊記」は単なる冒険物語ではなく、仏教的な修行や悟り、善悪の判断、成長と自己克服などの深いテーマが込められています。
三毒(さんどく)について
仏教において、心を汚し迷いの原因となる根本的な三つの煩悩を「三毒(さんどく)」と呼ばれています。
- 貪(とん):むさぼり=欲望にとらわれること
- 瞋(じん):いかり=憎しみや怒りを持つこと
- 癡(ち):おろかさ=無知、真理を理解できないこと
これを「西遊記」の登場人物を三毒に対応させると、以下のようになります。
キャラクター | 象徴する三毒 | 特徴 |
---|---|---|
猪八戒 | 貪(とん) | 食欲・性欲など、煩悩に忠実なキャラクター。 仏教的には「むさぼり」の象徴。 |
孫悟空 | 瞋(じん) | 怒りっぽく、すぐ手が出る。 力で問題を解決しようとする「怒り」の象徴。 |
沙悟浄 | 癡(ち) | 愚痴っぽく、無知、真理を理解できないキャラクター。 |
三蔵法師 | ─ | 三毒を克服した存在、もしくは三毒を調和させる「理性」の象徴。 |
文在寅政権の反日政策
文在寅(ムン・ジェイン)政権(2017年5月~2022年5月)では、歴史認識問題や慰安婦問題、徴用工問題など、多くの反日的制作がとられてきました。
この政権時の韓国ドラマには、ストーリ上は意味がない反日描写や、歴史的事実を歪曲している作品が多いです。
また、その多くが世界的なVODサービスである、Netflixで配信されています。


なお、このドラマとは関係ありませんが、「西遊記」をモチーフにした、峰倉かずやさんの「最遊記」が大好きです。
「花遊記」を見るなら・・・
※本ページの情報は2025年3月時点のものです。
最新の配信状況は各種VODサイトにてご確認ください。