ホン・チョンギ
制作:2021年
ジャンル:ファンタジー/歴史ドラマ
全32話(Amazon参照)
脚本:ハ・ウン
出演:アン・ヒョソプ、キム・ユジョン、コンミョン、クァク・シヤン、ムン・スク、チョ・ソンハ、キム・グァン、ギュ、チャン・ヒョンソン、チェ・グァンイル
評価: [3.7]
そして同じ日に生まれたハ・ラム(アン・ヒョソプ演)。
幼い頃に出会い惹かれ合った2人でしたが、再び解き放たれた魔王によって数奇な運命をたどることになります。
魔王はラムの体内に封印され、魔王の目だけがチョンギの中へ・・・。
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「ホン・チョンギ」関連の原作・楽曲
原作は、チョン・ウングォルの同名の小説をベースにして作られていますが、史実に関する批判を避けるためか、ドラマでは架空の時代を舞台にしています。
なお、小説「ホン・チョンギ」の日本語訳は出版されていないようです。
サウンドトラックは販売されていました。
「ホン・チョンギ」の予告編・映像など
「ホン・チョンギ」予告編
口コミ、評価、感想
舞台は中国のような架空の世界。ちょっと物足りなさはありますが楽しめました。
映像が綺麗で世界観が伝わってきた。アン・ヒョソプの演技がよかったと思う。
「ホン・チョンギ」をより楽しむために・・・
『ホン・チョンギ』というのは、キム・ユジョンが演じるヒロインの名前でもありますが、もう1つの意味があります。
それは、赤い空の秘密(意訳)です。
ホン・チョンギ(홍천기)は「紅天機」とも書くことができ、この名前には単に人名としての意味だけでなく、物語の中で象徴的な意味も込められていると思います。
「紅天機」の意味
「紅」は赤い色、つまり情熱や愛、運命を象徴し、「天機」は天が秘めた計画や運命、または神秘的な啓示を意味していると思われます。
その為、ホン・チョンギという名前が、彼女の役割や物語のテーマである運命や天からの使命を表現しているのかなと思いました。
魔除けや縁起のための絵
李氏朝鮮時代の絵画には、魔除けや縁起を担うために描かれたものもあり、こうした絵は、宮廷だけでなく一般の民間にも広く用いられていたようです。
- 民画(ミンファ)
- 民衆が家や店舗に飾るために描かれた縁起の良い絵です。虎の絵や花鳥画などが代表的で、悪霊を払う意味や家の繁栄を祈る意味が込められていました。特に虎は魔除けの象徴とされ、門や家に飾られることが多かったようです。
- 山水画と風水画
- 山や川、自然の景観を描いた山水画は、風水思想と結びつき、土地や家の運気を高める役割を担っていました。風水画は家の繁栄や健康を祈願するもので、自然や動物のモチーフを通してエネルギーを表現しました。
「ホン・チョンギ」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年10月時点のものです。
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