軍検事ドーベルマン
制作:2022年
ジャンル:アクションドラマ/法廷ドラマ
全26話(U-NEXT参照)
脚本:ユン・ヒョノ
出演:アン・ボヒョン、チョ・ボア、オ・ヨンス、キム・ヨンミン、キム・ウソク、パク・サンナム、パク・ジヌ、カン・マルグム、ユ・テウン、コ・ゴンハン、キム・ハンナ、ナム・ギョンウプ
評価: [3.8]
そんな彼の前にLAW&ONEの代表ヨン・ムング(キム・ヨンミン演)が現れます。
軍人である両親を事故で亡くし軍隊を嫌うベマンだったが、ムングから5年間、軍検事として入隊すれば除隊後に高待遇のパートナー弁護士を約束すると言われ、入隊を決意。
月日は流れ、除隊の日を心待ちにしていた矢先、ベマンのもとへ新任軍検事チャ・ウイン(チョ・ボア演)がやってきて・・・。
「軍検事ドーベルマン」が見られる動画配信サービス
「軍検事ドーベルマン」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
流通しているサウンドトラックは確認できませんでしたが、Amazon Prime Musicで試し聴きできます。
「軍検事ドーベルマン」の予告編・映像など
「軍検事ドーベルマン」予告編
口コミ、評価、感想
アン・ボヒョンが出ていたので視聴。全く期待していなかったけど、面白かった。
前半は退屈だったけど、話が進むにつれて面白くなった。こういった切り込んだドラマが作れるところが韓国のエンタメの魅力なんだと思う。
「軍検事ドーベルマン」をより楽しむために・・・
軍事裁判所をメインの舞台とした初の韓国ドラマです。
軍事裁判所(군사법원|クンサボブォン)とは?
軍事裁判所(군사법원|クンサボブォン)は、軍人や軍に関係する者の犯罪を審理するための特別な裁判所です。
民間の刑事裁判は、検察-被告-裁判官という三角構造が対立関係を支えていますが、軍事裁判所は軍判事と軍検事が同じ組織で同じ指揮系統に従っているため、対立構造が起きにくいようになっています。
つまり、司法の独立が事実上守られておらず、階級の高い軍幹部の意向によって簡単に左右され得る問題を抱えています。
ただし、2022年7月の法改正で、従来の部隊単位での軍検察・軍裁判官の配置から、国防部(防衛省のようなもの)直属に変更されました。
日本には軍隊が存在しない!
戦後の日本国憲法(1947年施行)では、軍隊自体が存在しないため、軍事裁判所もありません。
そのため、仮に自衛官が犯罪を犯した場合は、一般の裁判所で審理されることになります。
在韓、在日米軍の扱いについて
原則として、
- 米軍人が公務中に犯した犯罪 → アメリカ側に第一次裁判権
- 米軍人が公務外に犯した犯罪 → 日本・韓国側に第一次裁判権
となっています。
日本と同様に韓国でも、米兵の性的暴行事件は問題となっていて「米兵の犯罪に甘すぎる」という国民の反発が根強くあります。

「軍検事ドーベルマン」を見るなら・・・
※本ページの情報は2025年3月時点のものです。
最新の配信状況は各種VODサイトにてご確認ください。