ミスター・サンシャイン

制作:2018年
ジャンル:歴史ドラマ/恋愛ドラマ
全24話(Netflix参照)
脚本:イ・ウンボク
脚本:キム・ウンスク
出演:イ・ビョンホン、キム・テリ、ユ・ヨンソク、キム・ミンジョン、ピョン・ヨハン、キム・ガプス、チェ・ムソン、イ・ホジェ、キム・ウィソン、キム・ビョンチョル
評価: [2.5]
両親は、村を逃れようとするが失敗して、父は殺され、母はユジンを守るために命を絶ってしまいます。
孤児となったユジンは追っ手から逃げ延び、陶工ファン・ウンサンの家に身を寄せます。
そして、アメリカ人の助けで渡米し、朝鮮末期の情勢下でアメリカ軍人として生きることに。
数年後、アメリカ大統領の命令により、祖国、朝鮮に帰還します・・・。
「ミスター・サンシャイン」が見られる動画配信サービス
「ミスター・サンシャイン」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
サウンドトラックは販売されています。
「ミスター・サンシャイン」の予告編・映像など
「ミスター・サンシャイン」予告編(英語)
口コミ、評価、感想
ドラマではなく長編映画ですね。スケールがまったく違います。全てにおいて素晴しかった。
ストーリーが反日なので、どうしても入り込めない部分があるが、まぁ、感動しました。
「ミスター・サンシャイン」をより楽しむために・・・
ミスター・サンシャインは、過剰な愛国心を煽る「クッポン(국뽕)」作品とも言われています。
文在寅(ムン・ジェイン)政権期の文化的・社会的背景を踏まえ、このようなテーマが選ばれたのではないかと推測されますが、実際の制作意図についてはわかりません。
辛未洋擾(しんみようじょう)について
辛未洋擾(しんみようじょう)は、1871年(明治4年)に発生した、アメリカ海軍と李氏朝鮮との間の武力衝突を指します。
事の発端は、1866年アメリカの武装商船「ジェネラル・シャーマン号」が朝鮮の大同江を遡上し、通商を求めました。
しかし、船は焼き討ちされ、乗組員全員が死亡する事件が起こりました。
この事件への報復として、1871年アメリカ合衆国公使フレドリック・ローは、朝鮮への謝罪と通商を求め、艦隊に朝鮮派遣を命じました。
この軍事行動において、アメリカ軍は勝利を収めましたが、朝鮮政府は通商交渉を拒否し、鎖国政策を維持しました。
福沢諭吉の脱亜論
「不幸なるは、近隣に国あり、一を支那と云(い)い、一を朝鮮と云う」
これは、福沢諭吉が創刊した時事新報の明治18年の社説「脱亜論」の有名な一節です。
この脱亜論の一部を要約すると、以下のような感じです。
- 中国、朝鮮は近代化を拒否しており、西洋文明が迫ってくる中で昔のまま変わらず、国家の独立を維持する方法を持っていない
- 両国が明治維新のように政治体制を変革できればよいが、そうでなければ数年以内に西洋諸国に分割されてしまう
- 今の中国、朝鮮は日本の助けにはならない
この状況は、日本国にとって最大の不幸だ。
伊藤博文と韓国併合
日本ではよく知られていることですが、伊藤博文は韓国併合に反対の立場でした。
その理由の一つとして、朝鮮(韓国)が貧しすぎたことが挙げられます。
つまり、日本も経済面に余裕があったわけではないので、併合するメリットが少ないという事です。
また、伊藤博文は、朝鮮(韓国)の国民の才能を評価していて、自国民で国を再建できるとも考えていました。
しかし、韓国併合に反対だった伊藤博文が安重根(あん じゅうこん)に暗殺されてしまった為、1910年に韓国併合が実現した一因とも言われています。
「ミスター・サンシャイン」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年12月時点のものです。
最新の配信状況は各種VODサイトにてご確認ください。