誰も知らない
制作:2020年
ジャンル:サスペンス・ミステリー
全32話(Amazon参照)
脚本:キム・ウニャン
出演:キム・ソヒョン、リュ・ドックァン、パク・フン、アン・ジホ、ムン・ソングン、ミン・ジヌン、キム・セロン
評価: [4.1]
ヨンジンは自分の代わりに親友が犠牲になってしまったという罪悪感から犯人を捕まえようと刑事となり、再捜査が始まりようやく犯人に行きつくが、目の前で死なれてしまいます。
そんな中、ヨンジンの階下で暮らす中学生のウノ(アン・ジホ演)がホテルの屋上から落ちて意識不明になってしまいます。
ウノの転落をきっかけに歯車が動き出す・・・。
※聖痕(せいこん)は、イエス・キリストが磔刑となった際についたとされる傷、また何らかの科学的に説明できない力によって信者らの身体に現れるとされる類似の傷をいいます
「誰も知らない」が見られる動画配信サービス
「誰も知らない」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
流通しているサウンドトラックは確認できませんでしたが、Amazon Prime Musicで試し聴きできます。
「誰も知らない」の予告編・映像など
「誰も知らない」予告編
口コミ、評価、感想
見るのに覚悟はいるけど、社会的なテーマに切り込んでいてすごくよかった。
話が長いぶん、丁寧に描かれていて重厚なドラマに仕上がっています。
「誰も知らない」をより楽しむために・・・
このドラマの原題は「아무도 모른다(アムド モルンダ)」です。
- 아무도(アムド)・・・誰も、何者も
- 모른다(モルンダ)・・・知らない、分からない
なので、日本語に直訳すると「誰も知らない」となります。
「誰も知らない」が意味するもの
普通に考えると「事件の真相がまだ明らかになっていない(誰も知らない事実がある)」という意味に思えます。
しかし、このドラマのタイトルで伝えたかったのは、
- 知らないふりをしていたのではないか?
- 知っていても、助けることをしなかったのではないか?
という意味にもとれると思いました。
このタイトルは、社会全体の構造や人間関係に対するメタファーになっているような気がしました。
韓国の新興宗教について
韓国において、信者数が最も多い新興宗教は「大巡真理会(Daesun Jinrihoe)」とされています。
この教団は1969年に朴漢慶(パク・ハンギョン)によって設立され、公式には約600万人の信者がいるようです。
なお、日本でも有名な創価学会(韓国SGI)は、大巡真理会と比べると韓国での規模は小さいようです。
「誰も知らない」を見るなら・・・
※本ページの情報は2025年3月時点のものです。
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