東学農民革命を描いたヒューマンドラマだよ。
緑豆の花
制作:2019年
ジャンル:歴史ドラマ/恋愛ドラマ
全48話(Amazon参照)
脚本:チョン・ヒョンミン
出演:チョ・ジョンソク、ユン・シユン、ハン・イェリ、チェ・ムソン、パク・ヒョックォン、キム・サンホ、チェ・ウォニョン
評価: [4.2]
金を没収して悠々と暮らす悪徳役人ペク・カの庶子(※)ペク・イガン(チョ・ジョンソク演)は、父から日々認められるために、借金取りとして生きていた。
日本から留学帰りしたイガンの異母弟ペク・イヒョン(ユン・シユン演)だけは、唯一イガンを家族として慕っています。
しかし運命は、彼らの仲を引き裂いていしまい・・・。
※庶子(しょし)とは、正妻以外の女性から生まれた子供を指す
「緑豆の花」が見られる動画配信サービス
「緑豆の花」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
サウンドトラックは販売されています。
「緑豆の花」の予告編・映像など
「緑豆の花」予告編
口コミ、評価、感想
辛いシーンが多かったですが面白かったです。東学党の乱について学ぶことができました。
話が重いので見るのに根気がいりましたが、物語が進み始めてからは一気に見てしまいました。12話ぐらいまでは我慢。
「緑豆の花」をより楽しむために・・・
このドラマは、東学農民革命(とうがくのうみんかくめい)を描いた韓国ドラマです。
ちなみに、甲午農民戦争、東学党の乱とも呼ばれています。
名称 | 意味・視点 | 主に使われる国・地域 |
---|---|---|
東学党の乱 | 「政府に対する反乱」という視点 | 過去の日本の教科書 |
東学農民革命 | 社会変革を求めた「農民革命」という視点 | 韓国の公式名称(2004年以降) |
甲午農民戦争 | 1894年(甲午年)の戦争 | 韓国・中国・日本の学術研究 |
東学農民革命(동학 농민 혁명|とうがくのうみんかくめい)について
1894年(明治27年)に朝鮮半島で発生した大規模な農民反乱です。
この戦争は、東学(トンハク)という新興宗教の影響を受けた農民たちが、朝鮮王朝の腐敗した政治や重税、外国勢力(清・日本)の介入に反発し、武力蜂起したものです。
戦争は、第一次蜂起(全州和約)と第二次蜂起(朝鮮王朝・日清連合軍との衝突)の二つの段階に分かれます。
全琫準(チョン・ボンジュン|전봉준)について
全琫準(チョン・ボンジュン)は、東学農民革命(甲午農民戦争)の指導者であり、「緑豆将軍(녹두장군|ノクトゥジャングン)」の異名で知られています。
この異名は、彼が小柄で痩せた体型であったためと言われています。
彼は、朝鮮末期の農民運動の象徴的存在であり、腐敗した朝鮮王朝の官僚と外国勢力の介入に反発し、農民軍を率いて戦いました。
「緑豆の花」を見るなら・・・
※本ページの情報は2025年2月時点のものです。
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