ソン・ジュンギの演技が光ります。
財閥家の末息子
〜Reborn Rich〜
制作:2022年
ジャンル:ヒューマンドラマ
全16話(Amazon参照)
脚本:キム・テヒ
出演:ソン・ジュンギ、イ・ソンミン、シン・ヒョンビン、チョ・ハンチョル、パク・ジヒョン
評価: [4.5]
彼が目を覚ますとそこは、ソウルオリンピックを翌年に控え、民主化へと突き進む激動の1987年だった。
普通だったら「懐かしい時代だなぁ」とタイムスリップに少し感傷的になるところですが、ヒョンウの場合はそうもいきません。
なにせ彼が生まれ変わったのは、スニャングループ創業者であるチン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン演)の孫、チン・ドジュンだったからです。
自分の殺害を指示した人物の一族として生きることになったヒョンウの新たな人生の行方は?
「財閥家の末息子」が見られる動画配信サービス
「財閥家の末息子」関連の原作・楽曲
原作は、山景さんによるウェブ小説で、漫画版はNAVER Webtoonで連載されていました。
日本語版は、LINEマンガで見ることができます。
また、サウンドトラックが販売されています。
「財閥家の末息子」の予告編・映像など
「財閥家の末息子」予告編
口コミ、評価、感想
最終話は賛否分かれるかもしれないけど、個人的には見事なまとまり方だったと思う。イ・ソンミンの存在感が圧倒的。
ストーリーと俳優陣の演技が最高。イ・ソンミンの素晴らしい演技が堪能できる。最後の展開が少し悔やまれるなぁ~。
「財閥家の末息子」をより楽しむために・・・
このドラマが始まる舞台となった1987年頃の韓国は、民主化運動において歴史的な転換点となった年でした。
特に、1987年1月に起きた「朴鍾哲(パク・ジョンチョル)拷問死事件」は、民主化運動の学生リーダーであった朴鍾哲が拷問によって死亡し、これが韓国国民の怒りを爆発させ、民主化運動が急速に広がりました。
そして、1987年6月、政府が強権を行使し続ける中で、全国的な抗議運動が勃発しました。
これを「6月民主抗争」と呼び、数百万人がデモに参加し、全斗煥政権(チョン・ドゥファン)に対する抗議がピークに達しました。
ソウルオリンピック
1988年に開催されたソウルオリンピックも韓国社会に大きな影響を与えました。
ソウルオリンピックは、国際的にその存在感を示す絶好の機会ということもあって、民主化を求める国内外の圧力がさらに強まりました。
その為、韓国政府は国際社会の目を意識して、強権的な対応を続けることが難しくなりました。
経済発展と社会の変化
財閥(チャボル)が経済の中心となり、サムスン、ヒュンダイ、LGなどの企業が急成長したのもこの時代です。
ただ、経済成長の一方で、都市と農村、富裕層と労働者層の間で格差が広がり、社会的不平等が問題視され始めました。
学生時代の演技はよく頑張った。
「財閥家の末息子」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年8月時点のものです。
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