王様が愛した女性が政敵となるラブロマンスだよ。
最愛の敵 ~王たる宿命~

制作:2022年
ジャンル:歴史ドラマ
全16話(Disney+参照)
脚本:パク・ピルジュ
出演:イ・ジュン、カン・ハンナ、チャン・ヒョク、チャ・スンベ、ホ・ソンテ、パク・ソンヨン、パク・チビン
評価: [4.1]
朝鮮の王で絶対王政を夢見るイ・テ(イ・ジュン演)は、高貴な家柄の娘ユ・ジョン(カン・ハンナ演)と出会い、互いに惹かれあっていく。
自分の目的のためなら手段を選ばないイ・テはユ・ジョンを自分の妃にすることを考えていたものの、そのせいで彼女の家族が王宮の権力闘争に巻き込まれていきます。
想いとは裏腹に、愛するユ・ジョンを捨てなければ生き残れない王、イ・テと、命を守るために王妃になるしかないユ・ジョン。
それぞれが下す選択とは・・・。
「最愛の敵」が見られる動画配信サービス
「最愛の敵 」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。。
サウンドトラックも販売されています。
「最愛の敵 」の予告編・映像など
「最愛の敵 ~王たる宿命~」予告編
口コミ、評価、感想
意味のあるタイトルだと思います。最終回までこのタイトルの意味を考えさせられました。
韓ドラの時代劇は、衣装や装飾、映像が本当にキレイ。ストーリー展開も時代劇にありがちな勧善懲悪というわけでもなく、面白かったです。
「最愛の敵 」をより楽しむために・・・
このドラマの原題は「붉은 단심(ブルグン タンシム)」です。
- 붉은(ブルグン)・・・赤い
- 단심(タンシム)・・・「단」が一つ、単純、「심」が心です。
直訳すると「赤い一途な心」という意味になります。
단심(タンシム)の意味
「단심(タンシム)」は、朝鮮時代の詩や文学作品によく登場する言葉で、忠誠や一途な愛を象徴する言葉として使われます。
有名な例として、朝鮮の詩人・정몽주(チョン・モンジュ)の詩「단심가(丹心歌)」があります。
日本語訳(意訳)すると、以下の様な意味になります。
百回生まれ変わり死んでも
白骨が塵となり
魂があろうとなかろうと
君に向けた一片丹心(ひとすじの真心)は
消えることがあろうか
原題は、단심(タンシム)に、赤という形容詞を付けていることから、「血(争い)」や「情熱(恋)」を暗示していると思われます。
左議政(チャウィジョン)とは?
実在した役職の1つ。
議政府(ウィジョンブ)という朝鮮王朝の最高機関である官庁のトップで、国家の行政・司法・軍事を統括する重要な役職でした。
左議政は、議政府の最高位の官僚で、右議政(ウィウィジョン)と共に国家の重要事項を取り仕切る役割を担っていました。
「最愛の敵 ~王たる宿命~」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年11月時点のものです。
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