「薬屋のひとりごと」の世界観が好きな人ならハマるかも・・・。
赤い袖先
制作:2021年
ジャンル:歴史ドラマ/恋愛ドラマ
全36話(Amazon参照)
脚本:チョン・ヘリ
出演:ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドクファ、パク・ジヨン、チャン・ヒジン、ソ・ヒョリム カン・マルグム
評価: [4.2]
物語の主役は、宮女として生きるソン・ドギム(イ・セヨン演)と、後に朝鮮第22代王になるイ・サン(ジュノ演)。
サンは、幼い時にある出来事からドギムにほのかな想いを寄せるようになりましたが、その想いは叶わず、離ればなれになるのですが、サンとドギムが大人へと成長し、偶然再会を果たすことになります。
ドギムを愛しながらも、国王として国を第一に 考えねばならないサンと、身分の差を考えると拒むしかないドギムの複雑な胸中・・・切ない恋愛の行方は?
「赤い袖先」が見られる動画配信サービス
「赤い袖先」関連の原作・楽曲
原作は、カン・ミガンさんのデビュー小説『赤い袖先』がベースとなっています。
サウンドトラックも販売されています。
「赤い袖先」の予告編・映像など
「赤い袖先」予告編
口コミ、評価、感想
前半は怒濤の盛り上がり、中盤は少し話が重かったですが、後半巻き返しました。見終わってから、また見たくなる。
出演者全員うまいです。また、映像がキレイなので、見るなら大画面(テレビ)がおすすめ。スマホじゃもったいないよ。感動をありがとう。
「赤い袖先」をより楽しむために・・・
舞台となる1770年代の朝鮮は、政治的な混乱、社会的な矛盾、経済の停滞など、様々な問題を抱えていました。その時代に、王位に就いたのが、主人公であるイ・サンです。
イ・サンとはどんな王様?
イ・サンは、1776年に即位し、「正祖(せいそ)」として知られる朝鮮王朝第22代の王です。
彼は、政治の改革と国の安定を目指して、多くの新しい政策を実行しました。
例えば、有能な人材を育てるために、首都漢城に文芸、学問の振興のための奎章閣(キュジャンガク)という、今で言うところの国会図書館のようなものを設置し、文官らを集めて教育、育成しました。
また、優秀な人材を選んで試験をおこない、その中でも優秀だった人には(不遇な扱いを受けていた人でも)科挙(※)を受けさせるようにしました。
※科挙(かきょ)は、高級官僚を登用するために実施された試験制度
父の為に建てられた「水原華城」
イ・サン(正祖)は、父親である思悼世子(サドセジャ)を深く愛しており、王の世継ぎでありながら政争に巻き込まれて非業な最期を遂げた父のために「水原華城(すいげんかじょう)」という立派な城を建てています。
この城は単なる防御のためだけでなく、父親の名誉を回復するための象徴でもありました。
「赤い袖先」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年8月時点のものです。
最新の配信状況は各種VODサイトにてご確認ください。