リメンバー
～記憶の彼方へ～
制作：2015年
ジャンル：法廷ドラマ／サスペンス・ミステリー
全20話（Amazon参照）
脚本：ユン・ヒョノ
出演：ユ・スンホ、パク・ミニョン、パク・ソンウン、ナムグン・ミン、チョン・ヘソン、キム・ジヌ、キム・ジフン、チョン・グァンリョル、ハン・ボベ、イ・ウォンジョン
評価： [4.2]
ある日、はバスの中で出会ったイナ（パク・ミニョン演）にスリと勘違いされてしまいます。
しかし、ジヌは驚異的な記憶力で真犯人を見つけ出します。
一方、ジェヒョクはアルツハイマー病を患い、病気なのをいいことに、ぬれ衣を着せられ、殺人事件の犯人に仕立て上げられてしまいます。
事件が起きた時、高校生だったジヌは学校を中退し、史上最年少で弁護士試験に合格し、父ジェヒョクの4年ぶりの再審を担当することに･･･。
「リメンバー」が見られる動画配信サービス
「リメンバー」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
サウンドトラックは販売されています。
「リメンバー」の予告編・映像など
「リメンバー ～記憶の彼方へ～」予告編
口コミ、評価、感想
ジヌの真っ直ぐな性格、それを支える仲間たち。ストーリーの構造自体は単純明快なんだけど面白かった。
このドラマを見ると、100％ナムグン・ミンを嫌いになります（褒めてます）。それぐらい見事に演じきっています。なお、ラブ要素はほとんどないので注意です。
「リメンバー」をより楽しむために･･･
このドラマの主人公であるジヌ（ユ・スンホ演）は、過剰記憶症候群（Hyperthymestic syndrome｜ハイパーサイメシア）を持つキャラクターとして描かれています。
この特性は、自分が経験したほぼすべての出来事を日時や細かいディテールまで正確に思い出すことができる特徴を持っています。
なお、世界でもほとんど症例はなく、非常に珍しい特性のようです。
その中でも有名なのが、アメリカの女性のジル·プライスで、自身の経験を綴った著作があります。
なお、一見すると驚異的な能力のように思われますが、当事者にとっては以下のような問題を抱えていると言われています。
- 精神的負担･･･過去の記憶が鮮明すぎるため、トラウマやストレスが何度も再体験される
- 共感が難しい･･･驚異的な記憶力の影響で、他者と記憶の共有や共感が難しく、孤独感を感じる
- 集中力の欠如･･･記憶が頻繁に蘇ることで、現在の活動に集中しづらい
過剰記憶症候群症候群を治療する方法は確立されていません。
ただし、心理療法やストレス管理、過去の記憶に対処するためのサポートが提供されることがあります。
過剰記憶症候群に悩むニュースキャスターと人気女優とのラブロマンス。 キム・ドンウクの声が素敵だよな その男の記憶法 制作：2020年 ジャンル：恋愛ドラマ 全16[…]
間欠性爆発性障害（Intermittent Explosive Disorder, IED）について
このドラマの悪役であるナム・ギュマン（ナムグン・ミン演）は、おそらく、間欠性爆発性障害（Intermittent Explosive Disorder）という特性を持っています。
間欠性爆発性障害は、突然制御不能な怒りや暴力的な行動を繰り返す精神的な特性です。
小さなストレスや日常のトラブルに対して過剰反応し、後になってその行動を後悔することが多いという特徴があります。
その理由を書くとネタバレになってしまうので控えますが、このラストでなければ、もう少し評価は低かったと思います。
「リメンバー ～記憶の彼方へ～」を見るなら･･･
※本ページの情報は2025年1月時点のものです。
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