秘密の森 シーズン2
~深い闇の向こうに~

制作:2020年
ジャンル:刑事ドラマ/サスペンス・ミステリー
全16話(Netflix参照)
脚本:イ・スヨン
出演:チョ・スンウ、ペ・ドゥナ、チョン・ヘジン、チェ・ムソン、イ・ジュニョク、ユン・セア、イ・ギョンヨン、ユ・ジェミョン、シン・ヘソン
評価: [4.0]
検事のファン・シモク(チョ・スンウ演)と、刑事のハン・ヨジン(ペ・ドゥナ演)は、それぞれにふとした事がきっかけで、事故ではなく事件ではないかと疑問を持ち、調査を始めます。
しかし、検察も警察も事故と処理し、二人の疑念は残ったままとなります。
一方、検察と警察は長年に渡って捜査における権限を巡り、対立を深めていました。
そんな中、ある事件が起こり・・・。
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「秘密の森 シーズン2」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
流通しているサウンドトラックを確認する事ができませんでした。
「秘密の森 シーズン2」の予告編・映像など
「秘密の森 シーズン2」予告編
口コミ、評価、感想
シーズン1からの続きで見ましたが、やはり難しかった。今回は権力争いがメインということもあり、さらに話が暗かった。
繰り返し見ないとわかりにくいと思う。2転3転するストーリーはよかったです。
「秘密の森 シーズン2」をより楽しむために・・・
韓国の検察は、捜査権と起訴権の両方を持つ強力な組織であり、長年にわたり「権力機関の王者」とも呼ばれていました。
つまり韓国では、検察が「自ら捜査し、起訴する」という強大な権力を持っていました。
大規模な検察改革の実行
文在寅(ムン・ジェイン)政権下(2017~2022年)では、「検察の権力が強すぎる」という長年の問題に対応するため、2020年を中心に大規模な検察改革がおこなわれました。
この改革は、検察の捜査権を縮小し、警察や新設の捜査機関に権限を分散させるというもので、韓国の司法制度において歴史的な転換点となりました。
財閥の後継者争いについて
韓国の財閥では、後継者争い(王位争い)が頻繁に発生しており、いくつかの事例が社会的に大きな注目を集めました。
特に日本でも話題になったのが、ロッテグループの後継者争いです。
日本でも有名なロッテグループでは、創業者の辛格浩(シン・ギョクホ|重光武雄)の二人の息子が経営権をめぐって争いました。
後継者候補 | 立場 | 主張 |
---|---|---|
辛東主(シン・ドンジュ|重光宏之) | 日本ロッテHDの元副会長 | 日本ロッテを中心に経営すべき |
辛東彬(シン・ドンビン|重光昭夫) | 韓国ロッテグループ会長 | 韓国ロッテを主導し、グローバル化を推進 |
後継者争いの最中、次男である辛東彬(シン・ドンビン)が、贈賄罪などで逮捕され、有罪判決を受けることになります。
辛東彬(シン・ドンビン)の贈賄事件について
この事件は、2016年に発覚した「朴槿恵(パク・クネ)政権の崔順実(チェ・スンシル)ゲート」に関連するものです。
当時、韓国の大企業(サムスン、ロッテ、SKなど)が、朴槿恵前大統領と彼女の親友・崔順実の財団に多額の資金を提供していたことが問題となりました。
辛東彬氏が率いるロッテグループも、75億ウォン(約7億5000万円)を財団に提供していたとして、贈賄罪に問われました。
そして、懲役2年6ヶ月・執行猶予4年の判決が下されて釈放されました。
冷徹で孤独な検事が、検事庁内部の秘密を探りながら真犯人を追うサスペンス・ミステリー。 チョ・スンウの圧巻の演技が見どころだな 秘密の森~深い闇の向こうに~ 制[…]
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※本ページの情報は2025年2月時点のものです。
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