相続者たち
制作:2013年
ジャンル:恋愛ドラマ
全20話(Amazon参照)
脚本:キム・ウンスク
出演:イ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビン、クリスタル、キム・ジウォン、カン・ミンヒョク、カン・ハヌル、パク・ヒョンシク、チョン・スジン、チェ・ジニョク
評価: [3.9]
一見、何不自由なく育っているように見えるタンだが、実は愛人の子と疎まれ、逃げるようにアメリカへ留学し空虚な日々を送っていた。
一方、口のきけない母を持ち、幼い頃から苦労して育ったウンサン(パク・シネ演)は、アメリカで嫁いだ姉を訪ねます。
しかし、アメリカで会った姉は結婚はおろか、アル中のアメリカ人と同居していました。
姉の嘘に腹が立ったウンサンは姉と大喧嘩した帰り、ある出来事に巻き込まれタンに出会うことに・・・。
「相続者たち」が見られる動画配信サービス
「相続者たち」関連の原作・楽曲
確認した限り原作はなく、オリジナル脚本のようです。
サウンドトラックは販売されています。
「相続者たち」の予告編・映像など
「相続者たち」予告編
口コミ、評価、感想
いじめ描写がしつこいのと、ストーリーが短絡的だったので離脱しかけました。イ・ミンホは格好よかった。
ラブコメ好きにはオススメの作品。もうキム・タンの台詞にメロメロです(笑)。
「相続者たち」をより楽しむために・・・
ポスターに描かれている「왕관을 쓰려는 자, 그 무게를 견뎌라」という言葉は、このドラマの重要なテーマです。

王冠を被ろうとする者、その重さに耐えよ
「왕관을 쓰려는 자, 그 무게를 견뎌라(王冠を被ろうとする者、その重さに耐えよ)」は、シェイクスピアの劇「ヘンリー四世 第2部」でヘンリー四世が語るものです。
この言葉の背景には、王冠を手にする者、つまり権力者は、その地位と責任の重圧に常に苦しむという意味が込められています。
視覚的効果以外に、意図があるのかはわかりませんでした。
いじめの描写
このドラマのいじめの描写は、韓国でも議論が巻き起こるきっかけになりました。
例えば、タンがウンサンに対して、言い放つ台詞、
「弱者の味方をしても弱者にしかなれない」
は真実かもしれませんが、弱者をさらに追い込む言葉です。
脚本家のキム・ウンスクは、このいじめ(学校暴力)に対しての問題には取り組まず、ラブロマンスの道具にしたことに対して批判されました。
「相続者たち」を見るなら・・・
※本ページの情報は2024年12月時点のものです。
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